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Champion Shirt, 5.5 oz

WORKERSの考える「最高のワークシャツ」。 1928年、J.W.Champion なる人物が出願した特許イラストを元に作りました。

前立て、袖口の4 本針環縫い。肩、袖ぐり、補強布をつける3本環縫い。2枚の袖をはぎ合わせる細幅の2本針環縫い。そして通気孔(ベンチレーションホール・菊穴)は約100 年前のシンガー、99W67で開けています。すべて、品質・ 量産性を考え揃えられた設備によって、結果的に作られたデザインと言えます。

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ブルーシャンブレー

素材は定番のインディゴシャンブレー。洗いこむごとに変化する色が魅力。

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ブラウンコバート

Covertも黒は通称「ごま塩」と呼ばれるビンテージでおなじみの生地をBrownで。シャンブレーよりも固く、着こんで柔らかくなって着心地が良くなっていくいわゆる「育つ」生地。

どちらも風合いの良い一枚に仕上がってます♪

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台襟のボタン。チンストラップ、一説には「しっかり止められるように」とか「風を防ぐ」とか言われていますが、ワーカーズさんの予測は

・ボタンが一つ取れても使える
・首がきつい時はストラップの先を身頃の中心のボタンに留めれば首の寸法がゆるくなる

ではないかと思います。

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肩、袖ぐり、フロントの三日月型補強布、すべてトリプルステッチの環縫いで縫われています。

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おなじみ、通気口は99W67。クラシカルなシンガーの本菊穴ミシンで開けてもらっています。

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左胸のメタルボタン。ボタンワークス謹製!

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今回は、ひし形の意匠が入った尿素ボタン(反射して見えずらいですね!)

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脇マチ仕様。コースアウトした環縫いは切ってカンヌキで止めています。

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袖口もラッパ(金具)+多本針ミシンで縫う、ある意味「超量産向き」仕様。
でも、意外と縫うのが難しい&セッティングが大変。100年前のように、同じ糸をかけ、ひたすら毎日、同じ素材を縫うのであれば向くのでしょうが、こんにちのように

「50枚はこの素材でこの糸、次の50枚は糸を変えて・・・」となると、結局セッティングの手間が大変なのです。大変なのですが、こういう昔のアメリカ的縫い方で作られた製品に魅力を感じてしまうのも事実なので、このChampion Shirtでは取り入れている仕様です

専門的過ぎて何となく理解程度ですが、チャンピオンシャツならではのディティールなんですね!!

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フロント、上前、下前ともに多本針環縫いミシン。下前のチューブ状にスレキを当てるラッパ、昔これの縫い方がわからないで苦心しました。最初は、誰も「前立て縫いの多本針」があるのを教えてくれなかったので。昔は使っていたようですが、近年はパターンや仕様を考える人が「コバから何ミリ」といったステッチの指示をします。そうなると、金具だ、多本針ミシンだでセッティングが合わない。結局、前立て縫いミシンは使われなくなり、工場の奥底で眠っていたのでした。

今でこそ、やれワークウェアだ、多本針前立てだ、カンスぺだ・・・と言われますが、ほんの10年ほど前はミシン持ってる工場ですらそんな状況だったのです。
ただ、その時最初に見つけたのがカンスぺだったのは幸いでした。(1/4インチで針が入るカンスぺの多本)使いやすい。のちにユニオンスペシャルのほぼ同型ミシンも見つけたのですが(私が勤めてたカマダさん、本当にミシンはなんでもある&持ってる本人が持ってる事を忘れているおおらかな工場です)、ルーパーを前に引き出す機構が無いので糸替えがとても大変で結局量産では使いませんでした。

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背面、曲線型のヨークにここも通気口。

ワークシャツ、スペシャル仕様なワーカーズを代表するチャンピオンシャツが久々に登場!!
商品詳細で紹介した菊穴ステッチ。
これだけ専用のヴィンテージミシンを導入した時の衝撃は忘れません(笑)
でもすごいですよね~菊穴だけの専用ミシンが存在し、そして何よりも菊穴を思いついた人もすごい!!

ワークシャツだけじゃないにしろ、ワークウェアの基本は、タフで動きやすく用途によってポケットの配置だったり、とにかく使いやすい工夫で発展してきたスタイルですよね。
現在では簡素化し、チンストすら見かけなくなりました。

僕はワークスタイルが大好きなので、ちょっとしたデティールに萌えってきます(笑)

どうぞワーカーズ最高峰のワークシャツをお試しください!!

Champion Shirt, 5.5 oz


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