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Officer Trousers, Standard Type1, 10 oz Chino, Beige

おなじみ、古今様々なチノパンを混ぜて作ったWorkers Officer Trousers。 19SSでは久しぶりにType1、脇割バージョン。シルエットは定番のSlim(裾幅18 センチ近辺)とStandard(裾幅21.5 センチ近辺)の2パターン。以前作ったVintage(裾幅24 センチ近辺)、太くてかわいいのですが、ちょっと着る機会を 選ぶカジュアルさがある。そこで、Slim よりは太い、Vintage よりは細い、Standard の型紙を作りました。

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Standardの良さは、動きやすさ。やはり、しゃがんだり体を動かしたときは寸法にゆとりがある分、膝周りが楽です。特に夏場は裾回りが少し「ばさばさ」するぐらいの方が涼しくもあり、リラックスして見えます。
(私自身、某ブニャックスフニャニャーズのシアサッカートラウザーズをスリム&短くして夏にはいてみたのですがやはり膝・ふくらはぎがきつい。結局、今回のStandardに近いシルエットで作り直した苦い経験があります。)

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コインポケットの細い両玉縁。「もみ玉」などとも呼ばれます。おそらく、昔は

・玉縁布を乗せて二本ステッチを入れる
・切り込みを入れる
・玉縁布を裏に返して、もみだすように玉を作る
だったので「もみ玉」とも呼ばれるのだと思います。これを現代では、極細に折って地縫いして、カットを入れる俗に「玉縁ミシン」と呼ばれるものがあるのです。
もみ玉にしても良いのですが、時間がかかりコストが上がる。コストが上がれば、製品の定価も上げないといけない。だったらここは「玉縁ミシン」を活用しよう!と仕様を決めた部分です。

もみ玉を細くしすぎてしまうと、縫い代もその分細くなり、どうやっても構造上ほつれやすくなるのでそれを避けている面もあります。

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スリム<スタンダード<ヴィンテージ

な順で太さが代わり、スタンダードは丁度中間。

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スニーカー、ブーツなんでもござれ。

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Standardシルエットはバックに細い両玉縁を選んでいます。
ここも、先ほどの玉縁ミシンが活躍しています。
ラベルには「Regular Fit」とありますが、量産時は「Standard Fit」に修正します。(当初、Regular Fitとつけていましが、何をもってRegularかわかりづらいのでStandardと呼称を変更しました)

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ワタリもゆったりしているStandard FitはSlim以上に尻ぐりがゆったりと、美しく見えます。 Slimでもダーツで寸法は稼げていますが、やはり、ワタリも利用するとよりゆったりと、リラックスしたシルエットを作ることができるのです。このゆったりさを「余分」と見たのが2000年代中盤以降で、どんどんシルエットが細くなりました。その後、揺り戻しもあり、今は「機能や素材に適したシルエット」を受け入れてもらえるようになったので、型紙をひくときは少し安心です。

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久々な古今東西のチノをワーカーズ流に一つにまとめた一本。
ここ最近はヴィンテージフィット中心にチョイスしてきたので、スタンダードは久々でした。

ワーカーズチノの良い点は何といってもシルエット。
40歳を過ぎると、急に訪れる体系の変化。
重力に逆らえず、どうしてもヒップラインが落ちてきます。
そうなるとお尻が張り、食い込みが発生しバックショットが悲惨なことになってしまいます(笑)
その点ワーカーズさんのパンツ類全てにいえることですが、しっかりとヒップラインのユトリが設けられているので、安心して履くことができます(笑)
それでもチョットキツイと感じたなら、ワンサイズアップで(笑)

春先にないと困るチノベージュ。

どうぞこちらをお選びください♪
同世代な方々、ぜひ(笑)



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