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3-PLY-Tee 2017-04-15
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3-PLY-Tee

表面は極力スムースに、毛羽が少ない」「生地の斜行(斜めのよれ)もできる限り無い」「伸びが少なく、人が立った状態で綺麗に見える」を目指したTシャツ。今までWORKERSが作っていたラフィー・カード糸を使った毛羽のあるふわっとしたいかにも古着であるようなTシャツとは間逆の方向性。

糸は80番。グレーは長綿、ホワイト・ダークネイビーはインド超長綿。それぞれ一本づつの糸はZ撚り(左撚り)のものを3本まとめてS撚り(右撚り)してから編み機にかけます。
編み地、特に一本の糸で編んでいく天竺の宿命で「斜行」があります。編地が糸の撚り方向の関係で斜めによれる状態です。ある意味、アメリカンビンテージのTシャツなどはその「よれ」が風合いになるので、WORKERSのヘビーウェイトTではその斜行も風合いに取り入れています。この3-PLY-Tはそれとは逆に、糸自体の撚り、それを撚糸(ねんし)(まとめる)時に逆の撚りをかけることで、糸の撚り方向の力を打ち消しあい斜行を抑えることが出来ています。SackCoatのような極薄いシャツジャケットの中に綺麗なTシャツを着たいというのが発想の原点。

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ホワイト

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グレイ

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ネイビー

3-PLY-T、生地の風合いが気に入り我慢しきれず、自分用のサンプルも1枚作って着てみた感想はとにかく伸びない。これが同じ天竺かと思うぐらいヘビーウェイトTと比べると伸びが少ない。正直、寝るときに着ると窮屈です。でもその分、体系を補正する効果があり立ち姿は綺麗。生地はある程度厚みがあるので、体系がもろには出ません。パターンも伸びが少ない生地に合わせて、若干必要な部分ではゆとりを出しています。

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3-PLY-Tで新たに作った天竺生地。今までのラフィー・カード(短繊維入ってる)系の生地に比べても、さらに少しがっしりと重みがあるぐらい。そこで、襟周りは表共生地で細めのパイピング。
好みの問題ですが、私にとって「ベーシックなTシャツ」と言えば、細めのバインダーネック。それも、出来れば身頃共生地がすっきりしていて好きなのです。
身頃生地が薄い場合はここをフライス(リブ)にしたりする必要があるのですが、この生地はとてもしっかりしているので共生地で大丈夫です。

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アップにしてみると、生地の目が綺麗にそろっているのが良くわかります。これが、3本の糸を、それぞれの撚りと逆方向により合わせたことで、撚る力が打ち消しあっているため、ここまで目が綺麗にそろうのです。

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裾・袖口は扁平縫い。それも、一度生地だけの状態でロックをかけて、もう一度、折って二本針扁平縫い(表がシングルステッチで裏がロックのようになる)でたたく。
つまり、もし、この扁平縫いが外れたとしても中の生地はロックされているので生地断ち端がすぐに出てきません。直して着ることもできます。

今回、出来る限り強度も高めたいのでスパン糸を使っています。それでも、長く着ていると特に裾の扁平縫いは傷んでどこかしら外れます。そんな時は、表からシングルステッチでも良いのでたたいてもらえば長持ちします。

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究極なシンプルなTee。
ですが、編み方によってコレほどの違いが出るのか!!というくらい伸びが少なくハリの強い生地になっています。
その分、寝ま着には向いてませんが、普段使用であればヨレがなくいつでもピシッとした表情のまま着用出来ます。
デメリットよりも断然メリットの方が大きいTシャツですね。

是非一度ご賞味ください!!
良さが実感できますよ♪

3-PLY-Tee

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