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BSA | 2009-04-15 |

”ENDLESS SUMMER”終了後、気になっていたエンジンのOHの為、平和MCに入院中のBSA A50。
片肺の圧縮漏れ、オイル下がり、白煙・・・・などなど気になってはいたんですが、何とか走れるんで放置していました~~が、遂にエンジンを開ける事に・・・・・・
で、アメリカより輸入後始めてエンジンを開けてみたところ、かなりハイクオリティなレーサーだと判明。
とあるアメリカのダートトラックレースに出場してた車両でしたんで、500ccにしてはエライパンチがあるなと。
で、その全貌がこちら

先ずはピストンですが、クリップレスのレース専用設計だと判明(直ぐに取替えできるように)
オイルが溜まるように計算された溝に肉抜き加工・・・・
まぁ同じものは二度とないんで、こちらは交換しますが・・・
で、エンジンも630cc位にスープアップされていました~

まぁはっきりと計測したわけではないんで、何ccかは解りませんが。
下が純正の500ccのシリンダー。上がA-50のシリンダー。
画像ではわかりにくいですが、かなりボアが広がっています。
こちらはボーリング加工し、650ccにスープアップ予定。

バルブもコノ通りビックバルブが使用されていました~
上がA-50、下が純正のA-50

ヘッドにも強化スプリングをはめ込む為、かなりかいでありました~

極めつけはこちら、自作?のハイカム使用っす。
溶接等で肉盛りし、高さを変えずオムスビ型に加工してあります~~
コレで空気をより燃焼室に送り、圧縮を高めていたんで、そりゃ速い訳っす。

んで、肝心なオイル下がりの原因を探っていたら結局腰下まで・・・・
クランクにも目で判断できるくらいのガタもあったんで・・・・・
ミッションもスプリングの劣化等も見られたんでこちらも交換。
ん~~重症っす。

まぁこの辺のエンジンに関しては、カシマ先生お手の物なんで。
ぶっ飛ばし公道レーサー使用に生まれ変えてよ~~
カシマ先生宜しくたのんまっせ!
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