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通称「ジャングルファティーグトラウザーズ(パンツ)」と呼ばれる、60年代、米軍で開発された熱帯用トラウザーズがモデル。オリジナルには、"TROUSERS, MENS, COTTON WIND RESISTANT POPLIN"とスペックに記載があります。

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Jungle Fatigue Trousers, OD

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Jungle Fatigue Trousers, Navy

6ポケットの代表格というと、M-51やM-65などありますが、あちらは厚手。薄手、夏向きというとやはりジャングルファティーグが最右翼です。

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ビンテージのジャングルファティーグ、初期型 とより後期 に作られたものの仕様を混ぜ、今、WORKERSの持つ工場背景で作るベストな仕様を模索しました。

まずフロントから。帯は別帯に。これは、本トラウザーを作る工場が別帯仕様が得意であったためです。(詳しくは後述)

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フロントのポケット、これも後期型を参考に、ななめ切り替えポケットに。脇縫い目の縦ポケットよりも手が入れやすいためです。

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ボタンは初期型が光沢あり、後期が無しと言われています。フラップは初期型の特徴、露出ボタンとするのでここは光沢ありを選びました。

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フロントの作りは後期型 を参考に、二重になる布はなくしました。それでも、ヒヨク留めカン止めはやはりファティーグパンツでははずせないディテールとして残しています。

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脇から見ると、フロントポケット、脇のカーゴポケット、後ろポケットと三つのポケットが見えます。

特に脇カーゴポケットは見た目のインパクトとともに実用品としても機能性を高めている部分です。

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カーゴポケットは後ろ身頃側にマチがあります。

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ウェストには調整用のバックル+テープ。

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裾のドローコード。その入り口は丸型の菊穴。

Singer99W67とはまた違う、最新式のBrother電子ミシンを使った穴です。

このBrotherの電子穴あけミシンというのがある意味、21世紀にふさわしいミシン。本来は、ギアを変え、カムを変え、セッティングをレバーなどで調節しなければできないような穴カガリの設定をデジタルのパネルを使って設定、そして保存していつでもその設定を呼び出すことができるのです。

ただ、それでもSingerの99W67とまったく同じ形状のカガリ、見た目はできないのですが、これはもう、どちらが良い・悪いではなく、どちらも素晴らしいものだと私は思います。

たかだか菊穴ひとつと思われるかもしれませんが、99Wはもう世界にまともに動いているのは何台も無い。Brotherの最新式電子ミシンは一台で軽自動車以上の値段。
どちらも工場は本気で良いものを作ろうと思っているから入れている設備なのです。

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地味に私がカーゴパンツ、特にこのジャングルファティーグ初期型的仕様で好きな部分がこのバックスタイルです。

露出したボタンが、ポケットのアクセントになりとてもバランスが良いと思います。フラップの形も微妙な角度がついています。単純に機能性だけを考えれば長方形でも良いと思うのですが、ここがジャングルファティーグらしさを感じる部分です。

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前期から後期まであり、特に後記であれば今でもデッドストックが手に入ります。ならばそのまま作っても面白くないので、ディテールは前期・後記をミックス。型紙は、オリジナルの前期・後記をトレースして検討。ジャングルファティーグ自体、M-51のようにオーバーパンツではないので極端にまた上が深いこともなく変更は膝・裾の絞り程度。軍パンであり、その雰囲気は残しつつもより現代的に、街で着ても浮かないシルエットを目指しました。

素材はコットンポプリン。細番手の強撚糸を密に平織り。綿でありながら、若干ナイロン的なザラっとした手触りが特徴です。

夏場は少しゆったりしたカーゴパンツが履きたくなります。
と言っても、極太のカーゴだと野暮ったいし、スタイリングし難いで遠慮がちな軍パン。
ですが、街着としてのシルエットに、軍物特有の機能性。
コレは嬉しいです。

ボンとワタリが太く、裾口はキュッと細いと言うイメージが皆さんあると思います(笑)
必然と編み上げブーツとう選択以外なくなりますね。

その点ホント履きやすいのが最大の特徴。
履けば解って頂けると思います(笑)

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