ROOSTER INFORMATION

Lot 801 Straight Jeans Black, 13.75 oz, American Cotton 100%, Black Denim
長年のご要望をいただき、ついにLot801、ストレートシルエットのブラックジーンズを作りました。
WORKERSおなじみ 「ワタから別注」 アメリカ産の中長綿をビンテージジーンズの糸形状を参考にしたムラ糸。
経糸(タテ糸)は硫化染め、緯糸(ヨコ糸)はワタそのものの色。オンスは13.75オンス程を目指して、糸の打ち込み本数を設定。洗いこむと、ブラックの糸がグレーに落ちていく。インディゴと違い、ブラックは芯まで染まっているのでいわゆる「バキバキ」の色落ちではなく、全体的に落ちる。でも、こすれる部分は白化するので、セルビッジのアタリは出てきます。




帯の先までチェーンステッチ(環縫い)で始末するクラシックな仕様。これが自分で最初縫った時、一番うまく縫えなかった部分。通称「ゲタをはく」と呼ばれる、身頃と帯の角がうまく合わなくなってしまうのです。針を怖がらず、ギリギリまで帯と身頃をきちっと抑えて送りだせばよいのですがやっぱり怖い。
今になれば、左手の身頃側を少し強めに出すような感覚で縫えばよいのはわかりますが、何回もやるまでわかりませんでした。ただ、古着を見ると、結構「ゲタをはいた」状態になってるものもあるのですが。


トップと、一回り小さいフロントのボタン。

これもビンテージ仕様でおなじみ、フロントのV字ステッチ。帯と身頃が少しでも強く止まっていてほしいということだったのでしょうか?ミルトングランボーンあたりに聞かないと理由はわかりませんが。

コインポケット、口はミミ使いですが左右はあえて耳が見えないように折っています。

リベットのアップ。生地をいかにも「打ちぬきましたよ!」と一部出てくるリベット。これがわざわざこうなるように「規格」として作るのだからYKKさんも中々、ビンテージ心がわかってくれています。いや、もともとスコービルジャパンだったんだから、スコービルがわかっていたのか?

802より少しだけ深いまた上。かといって、ものすごく深くも無い。現代としては最もバランス良い寸法だと思います。



脇のミミ。ブラックデニム、硫化染めで色糸部分は芯まで染まっています。インディゴのような激しいヒゲは出来ませんが、耳のパッカリングはしっかり出ます。それが後に、濃い部分・薄い部分と濃淡になり、抑えめのミミのアタリになります。


ストレートシルエット、801なので革パッチ。


腰回りはフィットし、お尻には少しゆとりがある。いわゆる「ダックテール」とか、悪く言うと「オムツのようだ」とも言われますが、このゆとりが動きやすさの理由。ジーンズがここまで普及したのは、やはりあれだけ頑丈な生地でも動きやすいから。 その動きやすさが「ダックテール」にあります。

ベルトループ、わかりづらいですが上部を帯始末で一緒に取り付ける通称「バンザイつけ」。


太すぎず細すぎずなストレートシルエット。




ヒップ部にもゆとりあるサイズ感は、運動不足で少しお尻の位置が下がった僕でも楽チンに履くことができます(笑)
コーディネート、およそ合わないものが無いのがブラックのボトム。インディゴのGジャンを合わせるもよし、ミリタリー系の上物も合う。ツイードのようなジャケットと合わせるもよし。洗いこむとチャコールに近い色になるので、なお、合わせやすい。
是非お試しください!!!
Lot 801 Straight Jeans Black, 13.75 oz, American Cotton 100%, Black Denim
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