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Fatigue Jacket 2021-08-27
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Fatigue Jacket, Ripstop

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Fatigue Jacket, Sateen, Black

久しぶりに登場のファティーグジャケット。今回は、ボタンが露出しない、いわゆる「2nd Type 以降」がモデル。

肩の エポレットも無いあたりは3rd以降。ポケットの作りやパターンは参考にした古着にできる限り忠実に。でも、袖口は あのマチがついた変わった作りではなく、普通に袖がまくれる開きありに変更。背面のヨーク/ ウェスト調節ボタンも無し。ヨーク無しは肩先など、生地が重なる部分でゴリゴリしないように。着心地重視で仕様を考えています。

素材、OD のリップストップ、OD/Black のサテン。いずれも「バットダイ」や「建染め」と呼ばれる硫化染めと比べると色落ちがしにくい。色落ちがしにくいのになぜ上の服はアタリが出ているのか?これは、「白化」でこすれた部分だけがある程度色落ちしているからです。こすれていない部分は色が濃く残るので、結果、硫化の全体が色落ちするよりも メリハリがついた激しい表情になります。

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リップストップは固めの手触りで8オンス。サテンはその逆で、しなやかな9.5オンス程。バックサテンとして裏面を使うか悩みましたが、表面のサテンの表情も捨てがたく。今回は表サテン面で作ってみました。

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サテン、しなやかな9.5オンス程。バックサテンとして裏面を使うか悩みましたが、表面の表情も捨てがたく。今回は表サテン面で作ってみました。ヨーロッパのミリタリー物で見かけるような厚みがあってしなやかなサテン。

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今回、身頃や襟パターンは参考にしたオリジナルほぼそのまま。ファティーグの襟はテーラーカラーではなく、ごく普通の襟なので中にシャツよりもニットを着るとより合わせがしっくりきます。というのも、シャツ襟+シャツ襟になると、どうしても似た形の襟が重なる。ちょっと「くどいな」と感じることもあります。そんな時に、中にモックネックやクルーネックと、ファティーグとは違う首回りを合わせると軽く見えます。

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トップのボタンだけは露出。

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マチ付きの胸ポケット。フラップに比翼もあり。まぁ、単純に作るのが大変なポケットですが、これぞ「軍物のジャケット」と感じる部分。

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腰もマチ付き。脇側のボタンだけをはずしているとちょうど手を突っ込んでもポケットがだら~っと開かなくて具合が良い。

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オリジナルと一番の違いは袖口。タック+開きをつけて袖がまくれるようにしています。

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シャツジャケの代表格のファティーグシャツ。
ミリタリー物の良さ全開のマチ付きポケットが4か所。
上ポケットが斜めに配置されたモデルがベースとなっています(素早くポケットから道具を出すための工夫)
バイク乗りにはマストアイテムですが、キャンパーの方々にも好評いただいています。

カットソーの上からバサっと羽織る今時期から、ネルの上から羽織る秋スタイルまで楽しめる一着となっております~
完売御礼の人気シリーズ。
お早めにどうぞ!!!

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