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Denim Jacket, 13.75 Oz, Right Hand Indigo Denim, American Cotton 100%

苦節、1年半。ついに、針無しシンチが完成。

どうして針無しシンチを作りたかったか?それは、Gジャンの上にコートを着るコーディネートをしたいから。でもシンチが針だと裏地に引っかかりそうで怖い。だったら、シンチ取るなり、セカンドタイプにすれば?という話なのですがそこは、「悲しきレプリカ世代」の呪縛で「ファーストはやっぱりシンチでしょう!なら針無しがあるじゃないか!」と。

そこからが大変で、まずこの針無しシンチが既製品ではどうやっても見つからない。壊すの覚悟で実物サンプルを用意し、金具と言えばのボタンワークスさんに作成をお願いしました。

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襟型の元ネタはいわゆる末期のファーストではなく213。長方形の型紙で、身頃に取り付けてボタンを閉めると羽襟が水平に近い開きになるのが特徴。
この若干イタリアンカラー的な襟が私は好きなのです。中にボタンダウンシャツのような、角度のついた襟のシャツを着た時も襟の角度が一緒に成らない。

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長方形の襟なのでその一辺は耳(セルビッジ)使っています。一着当たりに必要な生地は増えてしまうのですが、デザインでもあり、また、厚みが出がちな襟先を少しでも薄くできるのでこの仕様にしました。

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左胸にフラップポケットが一つ。まわりに見えるステッチは裏につけた内ポケットを止めているもの。

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フラップ裏は薄手の10オンス。

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たまにはピスネームもつけてみました。

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タックリベット、地味な部分ですがオリジナルで作ってます

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前端・腰帯、ここもミミ使い。もともとは「折らなくてよい」とか「厚みが出ないから非力なミシンでも縫える」とか、そういった意味合いだったのでしょうが、今となってはデザインでもあるし、ここでも厚み軽減に役立っています。しつこいですが、一着当たりの必要メーターはどんどん多くなるのでコストはかかります。その分、どんどん定価を高くできるブランドなら良いのですが、WORKERSはそういう訳にもいかないのがつらいところですが、まぁ、良い仕様は多少自分が損してでもやります。

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今回の一番大変だった針無しバックル。ファーストでも後期中の後期にしか使われなかったらしいもの。当然既製品なんぞ見つからず作るしかない。作るにはオリジナルがどうしても必要ということで、広島の古着屋さんで身頃ボロッボロの一枚を買ってきてバックルだけ取ってボタンワークスさんへ。マニアックな金具と言えばボタンワークスの小菅さん。試行錯誤で時間はかかりましたが、ご覧の通り、出来はばっちり。ただ、構造上、手打ち・ペンチ・ハンマー・ポンチ。フレームが若干ゆがんだり、メッキがはがれるのはご容赦ください。

肝心なストラップの締まり具合は「まぁまぁ」です。これも最初はす~っと抜けてしまって頭抱えました。ギザギザ部分を削ってとがらせてみたり、ストラップに厚みを出してみたり。何やってもダメ。そこでもう一度オリジナルをよく見ると・・・バックルがつく側ではなく、隙間を通っていく側のストラップ。これが妙に太い。太い物を無理やり通して皺が寄った状態。でも、そうするとある程度しっかり止まります。でも「ある程度」です。取り付け大変、機能性も「そこそこ」だから、セカンドになった時には無くなってしまったのでしょうね。

でも、Gジャンの上にコート着たいななんて時にはこのバックルだったら安心。車のシートも、針では無いのでそうそう気づ付けない「はず」です。

面白いですよね~
シンチバックってクラシカルな仕様なので、あるかないかで選べるなら断然あるほうを選びます(笑)
ですが、説明にもあるように、金具を使っているためシートなどにダメージが及ぶ場合があります。
特に車のシートにジャケットを羽織って乗ると、徐々にアタリ面にダメージが。。
なんてこともありますね!

シンチバックの機能を使うことはほぼ皆無なので、こういった使い勝手の良い改良は本当にありがたい!!

どうぞデニムと言えばなのファーストモデル。
最後かどうかは分かりませんが、当分ないかなと思います~

よろしくどーっぞ!!

Denim Jacket, 13.75 Oz, Right Hand Indigo Denim, American Cotton 100%

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