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Officer Trousers, Vintage, Type 1, USMC Khaki

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Officer Trosuers, Slim, Type 1, USMC Khaki

おなじみ、古今様々なチノパンを混ぜて作ったWorkers Officer Trousers。 20SS はType1、脇割バージョン。

シルエットは定番のSlim(裾幅18 センチ近辺)とVintage(裾幅24 センチ近辺)の2パター ン。
Vintageは「6-254」という古いスペックのデッドストックからパターンを起こした物でビンテージそのままのシルエット。股上が深く、ワタリも広い。膝・裾も広く。最近、私自身は以前作ったVintage Fitをよくはいています。やはりおっさんになると楽、かつ股上もちょっと深めのほうが落ち着きます。

素材は10オンスクラスの高密度チノ。USMCKhakiはWORKERS別注品。

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フロント、斜め切り替えポケット。「身頃続き帯」と俗に呼ばれる、別ベルトではない、身頃がそのまま上端まで続く仕様。
いわゆる「チノパン」の仕様。そこにあえて、チノではないウール・モヘアトロピカルをラインナップしています。
もっと「トラウザーズらしいトラウザーズ」はブルックスブラザーズや、オーダーのお店にお任せして、WORKERSはWORKERSらしく。ドレスな生地をあえて、カジュアルな形で作ってみました。

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フロントはクラシックなボタンフライ。

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ボタンホールの間に比翼止めステッチが入る、クラシックなトラウザーズの仕様。

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ほとんどデザイン、機能性は無いのですが通称「コインポケット」「ウォッチポケット」。実際、何を入れていたのかはよくわかりません。

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裏から見ると、先ほどのループがど真ん中にカンヌキで乗っているのがわかります。
そのうえ、ネームはARMY OFFICER'S TROUSERSからイメージをいただいて、WORKERS OFFICER TROUSERSと入れています。

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一方で、小股(開きどまりのカンヌキから下)はあえてジーンズのようにダブルステッチを入れています。強度&安定してこの仕様であれば様々な工場で作れるからです。
もっと「トラウザーズらしい」縫い方もあるのですが(棒シック+小股地縫いに乗せ)、それをやると「この工場でしか縫えない」となりがちです。それでは、安定して製品を作ることは出来ないことを、最近の水害やら天災で身にしみて感じました。

「どの工場でも作りやすい、機能的で、でも現代の効率一辺倒とは違う」そんな仕様を追及しています。ビンテージと呼ばれる古い服をたくさん見るのも、単純に「どれをコピーしようか」というのではなく、その中から「これは!」という仕様を見つけ出したい。それらをまとめ上げて「WORKERSのチノパン」を作りたい。それが、Workers Officer Trousersの「コンセプト」です。

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後程またヴィンテージとスリムフィット、スタンダードと比較画像をブログで紹介します。

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今回のTYPE 1は内また・外股ともに割り仕様。この仕様だと、普段、ドレスウェアよりを作っている工場さんで作れる仕様。実際、MIL-T-2064Aというチノパンのスペックを見た時にも、脇がダブルステッチ(巻縫い)と割り、両方の仕様が載っていました。

本来、「道具としての衣類」を作るための仕様書がスペックです。道具なのだから「ドレスウェアよりの設備を持つ工場」でも「ワークウェア向きの設備を持つ工場」でも、どちらでも作れないとダメなわけです。それを、後年の我々が「これはダブルステッチだ!」とか「こっちは脇割だ!」とか、仕様の違いを楽しんだり、雰囲気の違いを感じたり。

道具としての衣類、それを作る工場の生産設備からくる制約。そういうものが結果として「デザイン」に転化しているわけです。私が、「アメリカの古い服」特に、ミリタリーやワークウェアを面白いと感じる部分はこういう、「デザインの為のデザイン」では無いところから、最終的な「デザイン」が作られているからなのだと思います。そのデザインの「理由」を考えたり、推測するのが面白いのです。

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バックショットがヴィンテージとスリムとで異なるディティールが。

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背面はSlim Fitと違い、細い両玉縁。ダーツの入る方向も変えて、まっすぐ上に向かっています。Vintage Fitはワタリがかなりあるので、ヒップの寸法も稼げます。そのため、ダーツがそれほど深く取らなくてもヒップが突っ張りづらいのです。

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片玉縁+フラップ。単純に物が落ちないのと、穿いたときにヒップの丸みでポケットの口が開くのを防いでくれます。

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単純に太い細いではなく、絶妙なコントロールの中での黄金比は年齢層問わず幅広い人気を誇る、ワーカーズ鉄板アイテム。
ヴィンテージが一番太く、スタンダード、スリムと続きます。

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見比べると解りやすいですよね~
どっちがどうというよりも、どっちも良いが正解。
自分もスリム、ヴィンテージとスタイリングに合わせて変えてます。

カチッとしすぎないワーカーズチノスタイル。
どうぞお試しください!!

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