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Work Shirt, Orange Madras | 2020-02-24 |

Work Shirt, Orange Madras
ザ・ベーシックワークシャツ。
一応、ファッション?の世界に身を置いていると、「ストリートブランド全盛」「今はロゴ が強い」とか時々の「これが旬!」みたいな話は耳に入ってきますがそれはそれ、これはこれ。WORKERS の良心、ワークシャツは一生作り続けたい品番です。(続けられるよう、着こんでぼろくなったらまた買っていただけると助かります。)
春向けにマドラスは3.5 オンスクラス、真夏でもギリギリ着られる厚み。

シルエットは少しゆったりと。でも、ビンテージのように袖がものすごく太かったりはしない、あくまで現代の感覚でのゆったり感。パーツの縫い合わせはトリプルステッチ。表地に合わせて、細めの綿糸。運針も細かく、ビンテージ 的な仕様。ポケットのカンヌキに一部配色でアクセント。ボタンはシャンブレーがメタル、マドラスが高瀬貝ボタンと、 表地の雰囲気に合わせて使い分けています。


チンストラップ付きの台襟&あまり長くない羽襟。もっと襟先に向かって逆Rがついて、長い襟もワークシャツでは典型的ですが、今回のワークシャツは春夏で軽く作りたかったので、短めの羽襟にしています。かといって、ちょっと前にはやった極端な小襟ではありません。中庸です。


肩・袖ぐりのトリプルステッチ交差。いかにも「ワークシャツ」らしさを感じる部分。




ポケット、左右とも6角形で左胸にはペン差しあり。要所はカンヌキ。生地によってカンヌキの配色を変えています。このあたりは「ワークウェア」と言えど、デザイン・装飾を感じる部分です。古いワークウェアでもたまにある仕様で、本来、ホワイトならホワイトの糸でカンドメすれば一番簡単だし楽なわけです。そんな中、限られた要素の中でもちょっとデザインしようと感じる配色カンヌキ。配色も好きだし、共糸のそっけないのもすきなので、今回はどちらも混ぜて作ってみました。

フロントボタン、シャンブレー二色はメタル。マドラス2色は厚口の高瀬貝ボタン。


同じ4本環縫いでも巾が違う、この部分は前立てと違うミシンで縫っています。ここは工場様様で、工場さんがそろえてくれたミシン&ラッパ(金具)です。
こういう仕様が普通にちゃんと設備を使って作れるのは日本の良いところ。(海外だったら、人海戦術でアイロン+二本針環縫いで二度縫うとかやりがちです。あれはあれで器用ですごいな!と思いますが)


春先の羽織りもの代表格なチェック柄。
明るいイエローマドラスチェックが春先の気候にピッタリ。
3.5オンスと薄手なので、夏場の日焼け防止用シャツとしても合わせやすく、ショーツなんかにもピッタリとハマるカラーリングですね。
春先の重ね着色使いに是非どうぞ!!
Work Shirt, Orange Madras
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